朦朧
意識が朦朧としているときって、自分の中から新しいものがうまれてくる事がある。
「新しいもの」っていうのは、何かの思いつきだったり、古いものを思い出すことだったり、直近の問題の解決策だったりする。
そういう「新しいもの」をなんとか引き出したくて、いろいろ考えたりする。
例えば「新しいもの」が生まれる状況。
・朝、寝ぼけながらシャワーを浴びているとき
・おんなじことを何時間も考えつづけて意識が朦朧としているとき(その時は覚醒しているつもりでも後から考えると朦朧としているような状況)
・朝に近くなるくらいの夜遅くまで何かに没頭しているとき
・酔いすぎて意識朦朧のなか、タクシーで家まで帰っている最中
・目が覚めるか覚めないかくらいの朦朧状態
・おんなじ作業ばっかりしていて、ある意味意識朦朧状態のとき
こういうときって、「新しいもの」が自分の中からうまれることが多いと思う。
もちろん前提として、「あるテーマについてずっと考えている」ってことがあるんだけど、
その前提を満たした上で、上記のような状態になればけっこうな確率で新しいものが生まれてくると思う。
最近それがわかってきたので、意図的に上記のような状況を自分につくって
「新しいもの」がうまれるのを待つことがある。
この状態の発生を期待しないと、現状を打破できないようなときがあって、そういうときにはこれをよく使う。
今の時期でいうと、飲み会がたくさんあるので、アルコールが引き起こす朦朧状態を利用することが多い。
夜遅くに泥酔状態で帰ってきて、その状態で仕事をしようとしてみる。
作業自体は全然進まず、なんならパソコンの前で突っ伏して寝てしまったりするけど、
その状態から覚醒する瞬間なんかに、けっこう何かをひらめいたりする。
ひらめきはひらめいたら勝ちみたいな所があるから、これは本当に重宝する。
ひらめき系の仕事が溜まってしまって手が出せない状況になっているとき等はこれが使える。
逆に、頭を使わない作業のときは、もうろう状態ではいけない。
だって作業が全然進まないから効率が悪い。
そういう作業に関しては体調を整えてやるべきだと思う。
知的生産系のことは朦朧状態で、単純作業系のときは体調をばっちりにして行う。
これが最近発見した黄金ルール。
ちょっと発見が遅れたかも知れないけど、最近はこれがわかったからずいぶん生きやすくなった。
そして今はちょっと朦朧状態。
だからこの文字を打ったことをあんまり覚えていないかも知れない。
それでも朦朧状態のときにアウトプットしておくと、それが覚醒状態の自分へのプレゼントになったりすると思ってる。
昼間会社で仕事しているときはもちろん覚醒状態なわけで、
その覚醒状態の自分にプレゼントをあげる意味を込めて、朦朧状態の自分のときにいろいろとアウトプットしてあげる。
よく夢をメモったりする方法が紹介されているけど、あれってこういうことなんだなぁ、と思ったりする。
覚醒状態と朦朧状態のそれぞれの利点・欠点を理解することも大事だと思う。
覚醒状態の利点は、正確性だと思う。
例えば数字をこねくり回すような作業は覚醒状態の自分でしないと、朦朧状態の自分にさせたらとんでもない凡ミスをしそう。
朦朧状態の利点は、脳内の情報の再構成力だと思う。
覚醒状態では起こらない情報のつながり方をすることで、今までにない発想が生まれたりする。
だから例えば、数学の問題を解くときなんかに、覚醒状態の自分では解けない問題があったら、まず朦朧状態に移行して、何か問題を解く新しい大枠のアプローチをひらめく。
ひらめいたらそれをメモしておいて、次、覚醒状態の自分にそのアプローチを試させる。アプローチを実行するときは覚醒状態の自分にやらせないと計算ミスなんかしそうだから。
朦朧状態への移行がスムーズにできるようになれば、これは大変な武器になると考えていて、
今の僕だと、アルコールの力を借りたり、寝起きを利用したりするしかないが、
もしこれが昼間の会社なんかでもできるようになれば無敵なんじゃないかと。
「単純な脳、複雑な私」という本の中で、「ゴルフのパターを決められるか否かはそのときの脳内の波形をみればある程度予測できる」という話が載っていた。
「パターをはずすときの脳内」と「パターを決めるときの脳内」には違いがあって、それをうまく使えばある程度コントロール可能だって話があったと思う。
覚醒と朦朧って、この「ゴルフのパター」と同じ感じのことを言っているんじゃないかと思う。
いきなり論理が飛躍したかもしれないど、とりあえず、なにかしら脳内の状態を自分にフィードバックする方法があれば、自分の脳内をコントロールすることもでき、それを利用して、スイッチのように「覚醒」と「朦朧」を行ったり来たりすることができるようになると思う。
この「覚醒」と「朦朧」って、たぶんアルファ波とかそういう単語でしっかり言うことができるんだと思うけど、あんまり知らない。
これについては今度考える事にして、この話は終わり。

